大学受験の乗り切り方

① 勉強しなくとも成績がいい子の割合

   中学受験25名に1名程度

   高校受験10名に1名程度

   大学受験は、20数年の指導で

   私の記憶にあるのはたった3名

② 勉強法ではなく、心構えが問題

   ボデイーメークをしようと思って

   ジムに通うかサプリを飲むかを悩むより

   まず考えなくてはいけないのは

   ジムに毎日通えるか

   毎日トレーニングを継続できるか

   ほぼ全員が問題にすべきは後者の部分

③ 点が取りやすい科目を大切にする

   大学受験の理系科目

   「物理・数学」は残酷な科目

   ゴールまでの所要時間は

   人によって何倍も違う

   「英語・化学・歴史系」は平等な科目

   努力の量がそのまま点数に反映される

   まずはこのあたりを味方につける練習を

以上の①~③で何が言いたいかと言えば

高校受験の量に比べて大学受験は10倍以上

必要な能力は才能ではなく「量をこなす能力」

じゃあどうすべきか

結論は「万人に平等な時間」を味方につける

方法は3つ

① 毎日の隙間時間を大切にする

② フライングスタートが絶対に有利

  受験勉強は高3の県体終わりからではなく

  今すぐスタートする

③ 白紙の科目は代ゼミで高速リハビリ

  わかるのレベルでその日が来たら

  ゲームオーバー

  わかるの部分を代ゼミに伴走してもらい

  捻出した時間で繰り返しの時間を確保する

進学校の成績が真ん中以下の生徒さんは

単語を覚えていたら英語の点数が上がると

本気で思っている節があります

スワヒリ語を1000語覚えて

スワヒリ語の論説文が読めるか

そりゃ無理でしょう

指定校を考えている人も

評定という問題があります。

ふたをあけたら評定が4未満

過去の実績から評定4未満でも

日東駒専や関西学院あたりは

基準を満たしていますが(と思います)

やはり4.3は欲しいところ。

中高一貫校の中だるみは

積み重ねの科目に顕現します。

英語や数学を定期テストの時に

詰め込もうとしても

過去の穴が多すぎて時間がかかりすぎる

そんなことになれば指定校も遠のきます

毎日のVector課題(特に理系科目)は

大切にしてください

高1になれば代ゼミの英語の受講を実行し、

毎週スタッフのチェックを受けて下さい

そうして早め早めの対策をする。

すぐには効果が出ませんが

県体終わりから半年で何とかする部分を

今から2年半でやるわけですから

大変さは相当に薄まります。

この程度の大変さであれば

大多数の人は耐えられるはずです。

理系に進む人

物理はセンスで仕方がない部分もありますが

まだ電磁気の部分は暗記でしのげます

そのあたりを大切にしてください

化学は平等な科目です

時間さえ見方につければ高得点が可能です

ただ学校の授業は高3段階で

有機が終わっていません。

じゃあ理論が盤石かと言えば

電気分解のあたりから???

理論がぐらついているところに

テレフタル酸ジクロリドと

p-フェニレンジアミンの縮合重合によって

p-フェニレンテレフタルアミドが得られる

こんな文章を読まされるわけですから

ど根性のある生徒さんではないと

県体終わりから仕上げることは

至難の業になってきます

とどのつまりは文転して

四国内の私大文系に進学する可能性もあります

そんな結末でいいのであれば

自分のペース(=楽なペース)も

ありかもしれませんが

第一志望に合格したかったら

考え方を改めて今からスタートすべきです。

こんなたとえ話が一番わかりやすいでしょうか

42.195㎞、3時間半が目標と口にして

キロ、10分のペースで練習を積んでも

完走さえ難しいのではないでしょうか

とにかく大学受験は「量をこなす能力」

そのことを肝に銘じて

今できることを空回りせずに

出来れば早め早めのスタートを

お金で時間を買うというと

眉をひそめる向きもあるかもしれませんが

代ゼミの伴走が必要だと感じる

生徒さんが大多数です

別に行けるところでいいという

考えであればいいのですが

高3の秋の三者面談で

「そんな大学に行かせるために私立に入れたわけでない」

このような発言をする方が必ず出てきます。

お通夜のような三者面談は嫌なものです。

まだ手のあるうちに何とかしませんか。

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