難関大体質
塾を20年以上運営して感じていること。
東大・京大に合格していった子は
大きな声では言いにくいのですが
別に塾はいらないよねと感じています。
今年も浪人生の中に
関東圏の国立大医学部に後期で合格したものの
東大の理Ⅲにやはり進学したいという事で
頑張っている生徒さんがいます。
成績開示でも東大理Ⅰは超えているので
来春の有望株の一人です。
さて彼の学習についてですが
東大の二次添削はしますが
基本自学自習で頑張っています。
また追手前の高1の生徒さん。
小学生の頃から通っており
京大の薬学部志望です。
とにかく高2までに青チャは終わらせ
物理・化学も代ゼミ併用で終わらせてしまおう
そんな計画で突き進んでいます。
「習っていない所を
自分から勉強するのはちょっと」
大多数がそんなことを口にする中
クラブをやりながら黙々と
先取り学習を独力でやっています。
県立高校の合格発表があってから
すぐに青チャをスタートして
1カ月ちょっとで三角比突入です。
Vector課題の古文にしても
「習っていない助動詞を
Vector課題で出すけど丈夫?」
そう尋ねても
「何とかやってみます」という返事。
課題未達になることも一切ありません。
まあこんな子が、
難関大に合格していく典型ですね。
自治医大に今春進学した生徒さん
小学校4年生から都合9年通いましたが
中学受験もみんなと同じメニューで
あっさりと学芸の特待生の勧誘を受け
学芸進学後も一人黙々と自学自習
よく模試で学年で1位を取り
自治医大にも防衛医大にも合格し
自治医大に進学しました。
もちろん塾から出した課題は
四の五の言わずサクッと終わらせ
涼しい顔で自分の勉強をする。
受験生の鏡でしたね。
ということで受験生の皆さん
課題が終わったとか
終わってないとか
そのレベルは卒業しましょう
進学校の生徒さんであれば
現在の成績がたとえどうあれ
地方総合大学の医学部であれば
二次試験の問題が、他学部と共通で簡単なため
黙々と自習を続ければ、
時間の長短はありますが、
合格できるというのが
私の長い指導経験からの結論です。
いわんや
地域ブロックのトップ校ではあるものの
岡山・広島クラスの入試であれば
今から本気を出して合理的な学習を続ければ
たいていは合格していきます。
コンビニに行って時間をつぶす
気が付いたらスマホをつついている
やらされ気分で問題を解いている
そんな生活から足を洗い
今日の青空のような気持ちで学習をする。
そうすればたいていのことは
何とかなると思います。
Vector課題は平均的な成績の生徒さんであれば
30分~1時間程度の課題です。
そんなものはサクッと終わらせて
自分の課題に邁進していきましょう。